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先天性鼻涙管閉塞症と新生児涙嚢炎
生まれてまもなく始まる「目やに」、「涙のにじみ」などを主症状とする病気です。細菌性結膜炎とよく似ていますが抗菌剤の点眼薬を使用してもなかなかよくなりません。先天性鼻涙管閉塞症とは、まぶたの内側から鼻の中までつづく涙の通過する道が鼻への出口で膜様に塞がっていることの多い病気です。ここが塞がっていると涙が鼻内に流れなくなり涙嚢というところに細菌感染がおこり、涙嚢炎という病気になります。こうなると最初に述べました症状が起こってきます。(新生児涙嚢炎)
治療は、この涙嚢を洗浄し、膜様に塞がった部位を開通させることです。その後、抗菌剤の点眼薬を点眼します。
生まれてまもなくからつづく「目やに」や「なみだ目」があるようならば、なかなか治らない「結膜炎」があるようならば、一度この病気の治療に慣れた眼科に受診してみてはいかがでしょうか。
結膜炎
細菌性結膜炎
細菌の感染により「しろめ」、「まぶたの裏側」の充血や目やに等を主症状とする病気です。正しい抗菌剤の点眼により治療します。
アレルギー性結膜炎
ほこり、花粉、動物の毛やふけ等の様々なアレルゲン(アレルギーの原因となるもの)に触れることにより発症する、かゆみ、目やに、目のはれ、充血を主訴とする病気です。アレルゲンの除去、正しい抗アレルギー剤の点眼や内服により治療します。
ウイルス性結膜炎
ウイルスの感染により起こる「目の充血」、「はれ」、「目やに」等を主症状とする病気です。特にアデノウイルスによるものは、、はやり目といわれ他人にうつりやすく注意を要します。根本的な治療法は
なく、合併症(くろ目のにごり等)の防止、対症療法にて治療します。
素人判断による安易な点眼薬の使用では、病気を長引かせる元ですので早めに眼科を受診しましょう。