玉井眼科

名古屋市西区の眼科 玉井眼科

〒452-0814 愛知県名古屋市西区南川町9
TEL 052-502-2002

※上記QRコードを読み取っていただきますと、一般の携帯からは携帯サイトが、スマートフォンからは、スマートフォンサイトが閲覧可能です。

ドクターズファイル

OCTによる検査とは

ドライアイ

トピックス

花粉症に備えよう

花粉症をお持ちの皆様には、また嫌な季節がやって来ました。
花粉症とは、ご存知のように植物の花粉に対する体の過敏反応により様々な症状を引き起こす病気で主に結膜炎と鼻炎があります。季節性が有り初春から初夏、秋から冬にかけて多くなります。
では、この季節どう乗り切ったら良いでしょうか。まず、敵を知ること。今や血液検査でアレルゲン(アレルギーの素)を知ることができます。血液は、腕から注射器で採血する方法と、指先から一滴の血液を採取する方法(ほとんど痛くないので小さい子でもできます)があり、アレルゲンの種類は無数にありますが代表的な3~36種のアレルゲンを調べられます。
敵がわかったならば、次に対処法です。一に予防、二に治療です。

まず予防法ついて考えましょう。アレルゲンに出会わないこと。花粉がアレルゲンならばなるべく外出を控えるのが理想。まずそんなわけにはいきませんので外出時の注意を考えます。外出時には花粉症用のメガネとマスク強い味方になります。普通のメガネをかけただけでも約40%目に入る花粉量が減らせるといい、カバーのついた花粉症用のメガであれば約65%減らせるようであります。マスクは、マスクと顔との隙間がないようピッタリ装用すれば花粉OO%カットとの表示どおりの性能が得られるようです。外出着は、毛羽立ちの多いものは避け、なるべくつるりとした素材のもので袖口や裾に折り返しのないデザインのものが良さそうです。静電気があると花粉が付きやすいので静電気の発生しにくい素材の服にするか、静電気防止スプレーを使用するのも有用です。帰宅時には、家に入る前に衣服、帽子等身につけたものをよく払い花粉を落とした上で部屋に入りたいものです。

花粉症治療は、現在のところ症状を抑えるための対症療法しかなく、抗アレルギー薬の点眼、点鼻、内服が一般的な治療になってきます。最近では眠気などの副作用の少ないものも出てきていますので医師と相談の上、症状の出る二週間ぐらい前から使用すると効果的です。